購買コストダウン 調達改革事例 改革事例紹介 工場見学 仕入先評価 EUCテンプレート 納期回答 集中購買 価格コンペ キット発注 開発購買 JIT納入 価格交渉 購買データベース 内示方式 納入指示 預託品 VMI

流通在庫の課題

流通在庫が問題になるのは、生産財よりも消費財で、高額商品よりも低価格商品で、革新的商品よりも機能商品で、見られる現象である。
 
この商品の特長は、同一機能の商品を多くのメーカが供給しているため、目先だけでも差別化をしたいために多品種になりがちで、かつ、価格競争が激しいため、利幅が少ない、反面、値下げすれば販売できるので、ローリスク・ローリターン型のビジネスモデルになる。
 
ここでの成功要因は、製品のコストダウンだけではなく、在庫費用や販管費などの間接コストを最小限に抑制することも同様に重要になる。
 
ただし、流通過程の在庫も把握した上で、計画を立案したいと考えるのは、メーカの発想である。
小売側では売れ筋商品の把握による品切れや過剰在庫の防止に注力するので、メーカ側の在庫には興味がなく、注文したら即納されるのが望ましいと考えるだけである。
 
したがって、流通過程の在庫も含めてサプラーチェーン全体の在庫最小化を目指すのは、メーカ側が力を持っていて、サプラーチェーン全体に影響がある場合が多い。
 
流通経路が長ければ長いほど、流通在庫が増加するばかりではなくて、実際の需要が増幅して、伝達される。これを防止するには、メーカと流通業者が協力して在庫情報を提供しあってサプラーチェーン全体計画を立案することが望ましいし、一部では試行されている。
 
究極の流通在庫の削減は、小売と生産を直結するか、もしくは、通信販売やインタネート販売のように流通経路を割愛した直販モデルになってしまうかもしれない。